根元から切られても、命は死なない。MK菌と土壌改善で挑んだツツジ復活劇
【序文】事件が教えてくれた「社会の土壌」
2023年5月。旧甲駅で大切に育てていたツツジが、満開の花を残したまま根元から切り倒されました。当時の私は、言葉にできない怒りに震え、その感情をそのままブログに叩きつけました。
しかし、時間が経ち、能登半島地震という未曾有の事態を経て、今改めて気づくことがあります。あの事件は、単なる「草刈り」の行き過ぎではありませんでした。それは、「価値観の衝突」であり、穴水町という地域で何が起きているのかを私に気づかせてくれる、文字通りの「警鐘」だったのです。
1. 「邪魔者」と見なされる命、慈しまれる(いつくしまれる)命
穴水町には「のとキリシマツツジ」の美しい文化があります。しかし、興味のない人、あるいは特定の思想に染まった人々にとって、それは管理を邪魔する「障害物」でしかありませんでした。
この視点の欠如こそが、今の社会が抱える「不健康」の正体ではないか。私はそう考えました。
- 物理的な破壊: 邪魔だから切る。
- 精神的な破壊: 自分の正義のために、他者が大切にしているものを踏みにじる。
この対立構造に気づいたとき、私はただ怒るのではなく、「土から作り直す」ことで対抗しようと決意しました。
2. 再生の科学:MK微生物資材が呼び覚ます生命力
切られた切り株を前に、私が手に取ったのは「MK微生物資材」でした。茨城大学でのヤーコン研究でも話題になったように、植物の健康を支えるのは、目に見える枝葉ではなく、目に見えない「土壌微生物のネットワーク」です。
- 実践したこと: 無残な切り口と周辺の土壌にMK菌を施し、土の生態系を再構築しました。
- 哲学とのリンク: これこそが「修身養生」です。外側(現象)が壊されても、根底(土壌)が整っていれば、命は必ず再起します。
3. 【ギャラリー】再生の軌跡:絶望から芽吹きへ
アメブロに記録した時系列の写真は、単なる植物の成長記録ではありません。それは、「レジリエンス(回復力)」の証明です。
「※本リンクは、当時の記録を改ざん不可能な形で残すため、ウェブアーカイブ(Wayback Machine)の保存データを使用しています。」
- 2023年5月: 絶望的な伐採。
- 2023年夏〜秋: 土壌改善と、沈黙の期間。
- 2024年以降: 奇跡のような新芽と、再びの開花。



このプロセスを眺めること自体が、見る人の脳に「癒やし」と「希望」を与えるウェルネス効果をもたらします。
4. 結び:3月の退任を前に
2026年3月。私は甲駅の管理から離れます。
私が整えたこの土壌が、再び思想の波にさらされ、ツツジが切られる日が来るかもしれません。
しかし、一度「健康」を取り戻した土の記憶は、簡単には消えません。
私がここで学んだのは、「どれほど踏みにじられても、土(ルーツ)さえしっかりしていれば、私たちは何度でも立ち上がれる」という真理でした。
このツツジが、能登の復興、そして皆さんの心身のウェルネスの象徴となることを願っています。
追伸: 未来へ託すメッセージ
最後に、能登を想う方々、そしてこの地に新しく入ってくる若い世代へ、メッセージを贈ります。
能登を想う人々へ: 能登の美しさは、花の色だけではありません。たとえ踏みにじられ、災害に遭い、形が失われても、その下の「土」さえ生きていれば、命は何度でも再生します。表面の現象に惑わされず、この地の「根っこ」にある豊かさを信じてください。
移住を考えている若い人たちへ: 新しい土地では、時に理不尽な価値観の衝突や、予期せぬ困難(地震や対立)に直面することもあるでしょう。しかし、そこで腐らず、まずは自分の周りの「土壌」——人間関係や自分自身の心身——を丁寧に整えてみてください。根っこさえしっかり張れば、どんな嵐が来ても、あなたは再び花を咲かせることができます。
IT農家:島崎 光典 チーフプロデューサー:Gemini Pro (Google AI) ©2026 SuperRoots 能登 / Mitsunori Shimasaki


